【英語を話せるようになりたい人たちが、本当に戦っていたもの】
2026-06-08

昨日の東京英会話カフェ。
この記事も、そこで改めて感じたことから生まれました。
【英語が話せない原因は、英語だけではなかった】
【この1年、日本で見えてきたこと】
この1年、日本で本当にたくさんの人と出会いました。
英語を勉強している人。
英語を話せるようになりたい人。
海外に興味がある人。
英語を使う仕事をしている人。
年齢も職業も環境もさまざまです。
でも不思議なことに、皆さんの悩みにはある共通点がありました。
そして私は、その共通点が英語そのものではないことに気づき始めたのです。
【最初に伝えたいこと】
ここで一つだけ先にお伝えしたいことがあります。
私は日本文化が悪いと言いたいわけではありません。
日本語を否定したいわけでもありません。
日本人がダメだと言いたいわけでもありません。
むしろ私は、日本の素晴らしいところもたくさん知っています。
ただ、長年アメリカで暮らし、この1年日本で多くの方とお会いする中で、ある共通したパターンが見えてきました。
今日はその「事実として見えてきたこと」について書いてみたいと思います。
【英語の悩みは違うようで似ている】
英語が口から出てこない。
間違えるのが怖い。
英語に自信がない。
ネイティブと話す勇気がない。
皆さん悩みは少しずつ違います。
でも話を聞いていると、だんだん同じところにたどり着くことが多いのです。
【もっと英語を勉強しなければ】
だから多くの人は頑張ります。
単語を覚える。
文法を勉強する。
英会話スクールへ行く。
オンライン英会話を受ける。
もちろんそれも大切です。
でも私はいつも疑問でした。
日常英会話は中学英語で十分だと言われています。
もし本当にそれだけなら、もっと多くの日本人が英語を話せてもいいはずです。
【私たちは正解を探す習慣がある】
そこで見えてきたのが、文化やコミュニケーションの習慣でした。
日本の学校教育では、正しい答えを見つけることを学びます。
英語もコミュニケーションのツールというより、教科として学ぶことが多い。
だから自然と、
「何が正しいんだろう?」
を探す習慣が身につきます。
【英会話に正解はない】
ところが会話には正解がありません。
伝わればいい。
聞き返してもいい。
言い直してもいい。
でも頭の中では、
「これで合っているかな?」
が始まります。
そして口が止まる。
英語ができないのではなく、間違えてはいけないという思いが先に立ってしまうのです。
【ネイティブとは話せるのに日本人の前で話せない】
私はプロとしてコーチングをしていて、とても不思議なことを何度も見てきました。
ネイティブの前では話せるのに、日本人の前になると話せなくなる人がとても多いのです。
最初は意味がわかりませんでした。
だって英語力は同じだからです。
相手によって英語力が変わるわけではありません。
【英語と戦っているのではなかった】
でも観察していると気づきました。
皆さん英語と戦っているのではありませんでした。
評価と戦っていたのです。
下手だと思われたくない。
間違いを指摘されたくない。
自慢していると思われたくない。
目立ちたくない。
批判されたくない。
だから話せなくなる。
英語の問題というより、自己表現の問題だったのです。
【人と違うことへの恐怖】
日本には「出る杭は打たれる」という言葉があります。
もちろん今は昔ほどではありません。
でも私たちは小さい頃から、
目立つ人が批判される場面。
人と違う人が浮いてしまう場面。
そういうものをたくさん見ながら育ってきました。
だから人と違うことに不安を感じるのは、ある意味自然なことなのかもしれません。
【いつの間にか他人の言葉を信じてしまう】
私が見ていて感じることがあります。
それは、自分が自分をどう思うかよりも、他人が自分をどう思うかの方を信じてしまう人が多いことです。
「あなたは人見知りだね」
と言われたら、
私は人見知りなんだ。
「英語苦手なんだね」
と言われたら、
私は英語が苦手なんだ。
本当はそれは一つの意見かもしれません。
一つの見方かもしれません。
でもいつの間にか、それが事実になってしまう。
私はこれも文化やコミュニケーションの影響があると思っています。
日本語には相手を思いやる素晴らしさがあります。
空気を読む文化があります。
でもその反面、
「私はどう思う?」
よりも、
「人からどう見られている?」
が先に来てしまうこともあるのかもしれません。
【自分の意見がありません】
コーチングをしていると、
「私、自分の意見がないんです」
という人がいます。
でも私はそうは思いません。
意見がないのではないのです。
感じていることはある。
思っていることもある。
違和感もある。
好き嫌いもある。
ただ、それを言葉にする習慣がなかっただけなのです。
【言葉になっていないだけ】
だから見つからない。
だから出てこない。
だから、
言葉にならない
↓
意見がない
↓
私はダメ
↓
意見がない
↓
私はダメ
という結論になってしまう。
でも本当は違います。
意見がないのではありません。
まだ言葉になっていないだけです。
私は多くの方とお話しする中で、その瞬間を何度も見てきました。
最初は「何もありません」と言っていた人が、少しずつ話しているうちに、自分の思いや考えがどんどん出てくるのです。
【英語もまったく同じ】
そして私は、英語もまったく同じだと思っています。
英語が出てこない。
だから英語ができない。
だから私はダメ。
そんなふうに考えてしまう。
でも実際には、英語力だけが問題ではないことがたくさんあります。
自分を表現すること。
自分の意見を言うこと。
間違えても大丈夫だと思えること。
そこが変わると、不思議なくらい話し始める人を私はたくさん見てきました。
【だから私は英語だけを教えていない】
私は英会話コーチです。
でも実は英語だけを教えている感覚はありません。
自己表現。
コミュニケーション。
思い込み。
自分軸。
そういった部分も一緒に見ています。
なぜなら、そこが英語のブレーキになっていることが本当に多いからです。
【私が本当に伝えたいこと】
私は英会話スクールが悪いと言いたいわけではありません。
オンライン英会話が意味がないと言いたいわけでもありません。
ただ、もし本当の課題が別の場所にあるなら。
そこに気づかないまま何年も苦しむのは辛いと思うのです。
時間もお金も、そして何より自信も失ってしまうから。
【あなたはどう思いますか?】
もし今、英語が話せないと悩んでいるなら。
本当に足りないのは単語でしょうか。
本当に足りないのは文法でしょうか。
それとも長年身についた「自分を止める習慣」でしょうか。
もしそれが習慣だとしたら。
これから少しずつ変えていくこともできるのかもしれません。
私はそんな人たちを、これからも応援していきたいと思っています。
✨ Kuniko Holmes|英会話×マインドコーチ
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